【外資系企業が実践する理想の働き方】短時間で効率的にアウトプットを出し続ける企業文化

日系企業も外資系企業も経験しましたが、企業のカルチャーと働き方には大きな差があるように感じます。もちろん企業ごとに異なるため一概には言えませんが、僕が務めてきた会社は両方IT系かつグローバルの大企業なので、この限られた条件内であれば比較的正しい考察になっているはずです。

外資系企業は効率よく働きながら成果を出せる職場環境が整っており、全てのビジネスパーソンが学ぶべきポイントがたくさんあります。この記事が日系企業のカルチャーが合わずくすぶっている人、安定志向の会社にいてこのままでは大丈夫かなと漠然とした不安を抱えている人、外資系企業にチャレンジしてみたい人などの外資系企業への転職の後押しになれば幸いです。

外資系企業のカルチャー

自由な風土

「自由」とは漠然とした言葉ですが、外資=自由というイメージはあるのではないでしょうか。フレキシブルな働き方が実現されており、雇用契約書には定時が10時〜19時と書かれていたとしても、実際は何時に出社・退勤してもいいことが多いです。「働いた時間」=「成果」という考え方は一切ないため、例え10時出社・17時退勤だとしても、自分が抱えている仕事を上手くまわしていてアウトプットが出ているのであれば問題ありません。

ただし、「自由」を勘違いしてもらっては困ります。「自由」は「責任」と同義であり、自分を律するマインドセットがあって初めて成り立ちます。「自由」を履き違えて、好き勝手やるのは大間違い。短い時間でも集中してアウトプットを出す、休みを長く取ってもその間に自分がいなくてもまわる体制を整えるなど、周りに迷惑をかけずに自由を実現するのは意外と大変です。

昇給・昇進の機会が多い

僕が日系企業から外資系企業に転職した理由の一つがこれです。日系の大企業に務めていたとき、年功序列的な会社ではありませんでしたが、それでも30歳・40歳のときになっているであろう役職ともらっているであろう給料が見えたんですね。とんでもなく活躍すれば違う未来が待っているのかもしれませんが、年齢とともにレールが引かれている感じがしました。

一方で外資系企業は一切年齢が関係ありません。年齢が関係ないということは、個人のパフォーマンス次第で若くてもどんどんステップアップできるということです。将来の役職と給料が見えているより、未知な世界の方がワクワクしますよね。僕は外資系企業に転職して3年ほど経ちますが、前職と比較して2倍以上の給料をもらっています。

余計な人間関係がない

外資系企業は良くも悪くもドライな職場環境が多いです。仲はめちゃくちゃいいのですが、個人の価値観を押し付けあったり、プライベートに踏み込まないなど、一線を引いたコミュニケーションが存在します。そういう意味だとイケてるパーティーピーポーも僕みたいなコミュ障も働きやすいですね。よくありがちなカラオケ大会や大勢での飲み会などに参加しなくても後ろめたいことを言われないので、個人が尊重される環境です。

上下関係がない

本当に上下関係がなく、年齢関係なくお互いフランクに接し、会議でも発言権は平等にあります。年齢ではなくアイディアやアウトプットの質が重要視されるため、いかに良いアイディアを出すかで存在感が変わります。

家族やプライベートの理解がある

どんな些細な事情であっても、パートナー、家族、ペットのことなどについては非常に理解があります。仕事が忙しい場合、意外と言いにくかったりするじゃないですか。外資系企業に勤めている人は本当に家族を大切にしているので、職場だけでなく家庭への理解とサポートが手厚い印象です。

裁量権がある

外資系企業は裁量権があるから成長しやすい、と巷では言われていますが実際その通りだと思います。若手・ベテラン関係なく、自分の持っているプロジェクトについては100%のイニシアチブがありますし、決断力が求められます。後述するジョブロールの話にも繋がりますが、それぞれ明確な責任の所在を持つことが多いため、自ずと「考え抜く力」と「決断する力」を磨くことができます。

明確なジョブロールが存在する

「平社員」という概念がなく、幅広く何でも仕事を対応する人はいません。人それぞれにポジションがあり(アソシエイト、シニア、ディレクターなど)、ポジションごとに明確に責任範囲と求められるアウトプット(KPI)が存在します。外資系企業の求人募集を見ていただくのが一番手っ取り早いですが、かなり詳細に定められています。役割がハッキリしているため、雑務や他の人から急に仕事が振ってくるなんてことは起きにくく、自分の求められている仕事に向き合えます。他の仕事を対応しても、そもそもの役割(OKR)と異なるのであれば評価対象にはなりにくいので、まずは自分の役割を理解した上で、そのフィールドでアウトプットを出せば正当に評価されます。

世界共通のビジネス言語

国籍も価値観も異なる同僚と働くことは、ビジネスの現場に身を置き続ける場合は大きな強みとなります。それは多様性を受け入れるということもそうですが、施策やクリエイティブを評価するときのグローバルレベルの考え方が自然と身に付きます。価値観が異なれば、「良い」と「悪い」の判断基準も違いますよね。

やっぱり数字は世界共通なので、どのような施策であってもいかに数値に落とし込むかというのは常に求められており、重要なスキルです。また、クリエイティブ関連の職であれば、ローカルだけでなく、グローバルでも通用する普遍的な要素を理解することができます。



外資系企業で学ぶ働き方

短期集中型のワークスタイル

若い人にはまだ分からないと思いますが、長く働くというスタイルに慣れてしまうと、後々自分が苦しくなってしまいます。歳をとると、結婚・子育て・介護など色々なライフステージのタイミングが訪れ、いつまでも無心でガムシャラに働き続けられるわけではなくなります。そのような環境のとき、長時間労働で成果を出すという働き方しか知らなければ、職場でもプライベートでも上手くいかず、身体的・精神的に疲弊してしまいます。短期集中型のワークスタイルに移行できずに苦しんで辞めていった人たちも見てきたので、時間に縛れない働き方を若いうちから実践できる環境で働きましょう。

ダラダラと働かない

”そんなことない”と思うかもしれませんが、朝から夜まで集中し続けることはできません。10時に仕事を開始したら、17時頃には集中力が切れているでしょう。夜中に働いているときは疲労などもあり感覚が麻痺しているため集中力が切れているように感じませんが、実際は1時間で終わる作業が1時間半〜2時間かかってしまっているのです。効率よく働く上で、自分が集中力を維持できる時間だけ働き、切り上げる働き方を意識することが大切です。

結論:外資系企業が実践する理想的な働き方とは

長く働くことが良しとされる風潮が昔からありますが、電通事件などもあり最近ではその考え方は見直されてきました。「長時間労働」=「クール」では全くありません。長時間働いている最中は目の前のことに必死でアウトプットを出し続けているように感じますが、実際はそんなことなく、仕事の効率も悪くなり、身体的に精神的にも疲弊して、いいことは一つもありません。

「短時間で効率的にアウトプットを出す人」こそが最も賢く、評価されるべき人材であり、その理想の働き方を学ぶ・実践するには外資系企業で働く事を強くオススメします。一度、20代の転職相談所などでリクルーターと相談してみてはいかがでしょうか。



どんべい

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