【想定質問集あり】外資系社員が教える転職面接対策

すでに終身雇用の時代ではなくなり、転職が当たり前になってきています。
僕が新卒で入った会社には同期は30名ほどいたのですが、すでに4分の3は転職しており、それぞれ新天地でキャリアを順調に築きあげています。

初めての方もすでに経験されている方も、「転職」というのは長く辛い活動。
日々の忙しい仕事の合間に企業分析を行い、平日に時間を見つけて面接を複数回こなすのはかなりハードです。しっかりと企業のことを調べて対策をするのであれば、同時並行で転職活動できるのは多くて2-3社ではないでしょうか。

大変な転職活動を効率的に進められるよう、外資系を中心とした数多くの企業の面接を通ってきた経験から、一般的な面接フローこれさえ準備していれば恐くない面接対策を伝授します。

転職のフロー

どの企業を受けるにしても、フローは大抵同じです。
ただし企業によって面接の回数は異なりますし、途中で課題を与えられたりプレゼンを要求されたりする場合もあるので、一番最初の段階でリクルーターに面接フローを聞いておきましょう。

一般的な面接フロー

  1. リクルーター経由または直接企業へ応募
  2. 人事と面談
  3. 面接複数回(企業によっては課題が与えられる)
  4. 内定
  5. オファーレターをもらう(要交渉)


課題に関しては企業や受けているポジションによって変わるので一概には言えませんが、私が今までマーケティング職で転職活動をしてきてよくあったのはアナリティクステストマーケティングテストです。

アナリティクステストは文字通り、データを渡されて制限時間内でエクセルを活用して答えを導き出すテストです。ネット上でやったこともありますし、面接官が横に座って、”はい、今から10分でデータを読み解いてこれらの質問に対する回答を導いてくださいー” みたいなことも経験しました(横で見られている焦る焦る・・・)

マーケティングテストは、入社したらどんなキャンペーンをやるのか、年間のマーケティング施策の考え方、ブランディングの計画などを提案資料の形にまとめることが多いです。中々労力がかかりますし面倒なのですが、実はかなり思考の整理に繋がります。

また別の記事で紹介できればと思うのですが、一番の面接対策にもなるので、気になる企業があれば面接の前に資料を作ることをオススメします。

STEP 1:企業分析

興味があって面接を希望している企業について、企業の強み・市場で勝つことができる根拠・数年後の立ち位置・自分に求められている役割などを徹底的に調べましょう。あらゆる側面を検討することで、その企業に本当に行った方がいいのかであったり自分がどのようなバリューを発揮できるのかが自ずと見えてきます。

また、しっかりと企業分析ができていると面接の最中や課題を与えられた場合でもスムーズに思考できるようになります。

STEP 2:面接

多くの方が苦手なのは面接ですよね。

30分〜1時間ほどの面接の中で根掘り葉掘り過去の経験やその企業に入った場合に何ができるのかを聞かれます。急に考えてもいなかった質問を投げかけられ、沈黙してしまった・・・なんていう経験はありますか?

聞かれる質問を100%想定するのは難しいですが、私は90%くらいは準備可能だと思っています。

準備しすぎて臨機応変に対応できないのは元も子もないですが、できる限り事前に想定質問集とその答えは作っておきましょう。受ける企業によって質問内容が変化することはそこまでないので、一度テンプレ回答を作っておくと他の企業への転職活動の際にも流用できます。

想定質問集

過去の経験上聞かれることが多かった質問をあげてみました。
この中には聞かれる可能性が低い質問も混じってたりもするのですが、自分自身を深掘りするという意味でも全ての質問に対して回答を用意できるといいでしょう。業種・職種関係なく聞かれる可能性がある質問です。

想定質問

  • 自ら戦略立案し実行したものの中で、最も成功したと思える施策は?
  • 会社への一番の貢献は?
  • 10億円与えられたどのような施策を打ちますか?
  • 自身のストロングポイント・ウィークポイントは?
  • 失敗した経験は?その当時に戻れた場合、何を変えますか?
  • 仕事で経験した一番のチャレンジは?
  • 最も辛かった交渉の経験は?/厳しい状況をどう乗り越えたか?
  • どうやって実績をあげた?具体的に何をした?またなぜそれをやろうと思った?
  • 上司不在時に何かを判断しなければならなかったとき、どう対処しましたか?また、どういう点に気をつけましたか?
  • 会社によって決められたゴールが間違っていると思ったとき、どうやってプッシュバックしましたか?
  • 締め切りが迫った中で、十分な時間がないとき、どう優先順位づけし、何を優先しましたか?
  • 情報が不足している中で、決断をしなければならなかったとき、どうやって何をもとに決断しましたか?そしてどんなリスクを取って決断しましたか?
  • 今まで、あなたの提案が上司から反対に遭ったとき、どうやって説得しましたか?
  • 同僚との付き合い方。意見が対立した時や、関係がうまくいかなかった時、どのように解決しましたか?あなたが譲れなかったのは、どのような点ですか?

面接の理想的な答え方:「STAR論法」

質問に対して回答するとき、長く話しすぎてもダメですし、短くてもいいという訳でもありません。面接官が求めているポイントをいかに端的に押さえられているかが重要です。

回答するにあたり意識するべきは「STAR」というフレームワークです。
STARの順番に話すのですが、それぞれの頭文字が何を意味するのかを見ていきましょう。

Situation(状況): 直面していた状況やコンテキストを説明
Task(タスク): 目的
Activity(アクション): あなたが何をどのように動かしたのか、タイムラインとアクションアイテム
Result(結果): 最終的なアウトプット・目的に対しての成果

これはGAFAを含むあらやる大手企業でも重要視されている答え方になります。

上記の想定質問集をSTARを使って答えられるように練習してみましょう。最初は難しいかもしれませんが、慣れたらこんなに説得力がある論法は他にありません。

参考例を一つ描いてみましたのでご覧ください。

例:仕事で経験した一番のチャレンジは?
Situation(状況): 新製品を発表したが、他社製品にシェアを奪われていて販売に繋がっていない
Task(タスク): 新製品の購入意向度を10pt向上・販売数を20%増加
Activity(アクション): 購入意向が低い理由をXX手法で分析→YYというインサイトを発見→インサイトをもとにZZチャネルなどのコミュニケーションとクリエイティブを一新した
Result(結果): 認知が12pt向上・販売数は15%向上。販売数は目標に達しなかったが、その後継続的なブランディングにより次の四半期ではシェアNo.1に。

まとめ

面接は準備が全て。
この記事に書いた内容をベースにちゃんと準備をすると、ほとんどの面接は必ず通ります。
聞かれる質問はどの企業も基本的には似たり寄ったりなので、STAR論法を活用してしっかり面接対策の土台を作っておくとその後汎用的に使えますよ。

どんべい

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