デザイナーズ住宅づくり体験談:フリーダムアーキテクツ編②

家づくり体験談:Freedom Architects編②

フリーダムアーキテクツの計3回の打ち合わせの体験談、第2弾になります。
第1弾は下記のリンクよりお読みください。

2回目・第3回目の打ち合わせ

それぞれ前回の打ち合わせで伝えた意見・要望をもとに、理想に近い形でブラッシュアップしていただきました。我々が理想としていたのは東京の狭い土地に住んでいても開放感が感じられる家だったので、最終打ち合わせで出てきた図面は目一杯LDKを広げたパティオ付きの家。

今までの細かい要望も図面上に上手く落とし込んでくれていて、特段文句はありませんでしたが、結果的にフリーダムアーキテクツには断りを出しました。その理由を説明しますね。

フリーダムアーキテクツの提案を経て感じたこと

毎回の打ち合わせは楽しかったのですが、他社比較をした結果断りました。
家づくりのパートナーは良い図面を書いてくれるところだけでなく、その他いくつものパーツを総合的に判断して選定する必要があります。我々がフリーダムと契約しなかった理由をお伝えします。

※考え方やこだわりポイントは人それぞれなので、決してフリーダムアーキテクツが悪いわけではありません。現に私の知り合いはフリーダムアーキテクツで家を建てて、満足していると言っています!

担当者との信頼関係

家づくりにおいて、数千万というお金を託す相手には全幅の信頼を寄せれる必要があります。
この会社/人は大丈夫かな?と思いながら家づくりは絶対にしてはいけませんし、したくもないですよね。契約を決めたあと、あとはこの人たちに任しておけば安心だなと思うぐらいの担当者と出会うまでパートナーを探し続けましょう。

そういった意味では、最後までフリーダムアーキテクツの担当者を下記の理由から信頼することができませんでした。

担当者全員の年齢が若かった

フリーダムアーキテクツ編①でも書きましたが、第一印象として感じた「若そう・頼りなさそう」という懸念は最後まで払拭されませんでした。

どれだけ設計者が賢くてアイディア豊富だとしても、設計者としての経験年数が少ないのはリスクだと感じます。例えば20軒建てた人と100軒建てた人では圧倒的に経験値や気づきに差があるのは明確で、選べるのであれば後者の人間を担当に置きたいと思いますよね。

ただこればかりは運ゲーな気もします・・・笑
ウェブサイトの相談フォームから連絡したことと、我々夫婦が20代で若かったことのいずれかが要因かもしれません(もしくは両方!)。紹介から入っていれば、よりシニアな担当者がついていた可能性もあります。

担当者からの反論がなかった

フリーダムアーキテクツは、我々の要望を全て受け入れてくれました。
その事実はもちろん嬉しいものの、ほとんどプッシュバックがありませんでした。

私が考える良い担当者とは、ダメなモノはダメだと却下する担当者です。
素人が言う要望をそのまま全て受け入れて、悪い点について何も伝えられなかったことは逆に不安を煽られることになりました。

工務店がギリギリまで分からない

フリーダムアーキテクツは設計事務所なので、実際に家を建ててくれる工務店も決める必要があります。

ただし最終提案時のタイミングでまだ工務店が固まっておらず、複数社に連絡をとってくれている段階でした。工務店によって強みが異なったり、オリジナルの建材があったりなどして断熱性や耐震性などの求めるレベルも変わってくるため、契約を決める段階で工務店が見えてこないのは厳しかったです。

デザイン性と機能性のバランス

いかに高気密高断熱の家を実現するのか、耐震性をどのように担保するのか、メンテナンスに苦しまない家を作るには、など、デザイン性と機能性のバランスについて考える必要があります。

ただしおそらく設計事務所という立ち位置もあり、機能性については他社と比較したときにあまり自発的な説明はなく、説得力がある回答を得ることができませんでした。

設計費用

フリーダムアーキテクツの設計費用は工事請負金額の6~15%になります。

設計費用次第でフリーダムが家づくりをどこまで監修するかも異なり、一番安いパーセンテージの場合は途中で工務店が引き継ぐ形になります(もちろんフリーダムアーキテクツが全てを放棄するわけではなく、工務店だけで対応可能なフェーズになったら引き継ぎを行うそうです)。

設計事務所なので設計費用がかかることは当たり前ですが、かなり大きな金額ですよね。
せっかくフリーダムアーキテクツに依頼するのであれば全ての工程を監修してもらいたかったのですが、その場合は工事請負金額の10%以上かかってしまい、予算的に厳しく感じてしまいました。

見積もりに含まれている標準装備

最終の打ち合わせで見積もりを提示いただいたのですが、見積もりが高いにも関わらず、見積もりに含まれていたキッチンや洗面台などの標準装備のレベルが他社と比べて低かったです。

これまた人それぞれだとは思うのですが(我々の予算が少なすぎたのかも?)、例えば他社ではしっかりとデザインと機能性を担保した上でグラフテクトのキッチンなどを標準装備として入れていただいたりしたので、総合的なコスパの悪さを感じました。

標準装備に入っていなければ、自分たちで好きなものに変えていけばいいと思いますよね?
予算が無限にあればそうしたい気持ちは山々なのですが、なにせ私たちには限られた予算しかなく・・・

どんどん追加費用がかさんでしまい、最終的に数百万、場合によっては1千万以上当初の見積もりから金額が上がってしまった、なんていう話はよく聞くので、できるだけ一発目の見積もりで自分たちが求めるレベルのデザイン・機能・設備が担保されていることを重要視していました。

まとめ

考え始めると、他にもたくさん良いところ・悪いところがあったのですが、大きかったのは上記の点でした。

  • 担当者との信頼関係
  • 工務店がギリギリまで分からない
  • デザイン性と機能性のバランス
  • 設計費用
  • 見積もりに含まれている標準装備

フリーダムアーキテクツさんは親しみやすく楽しく打ち合わせができていたのですが、我々夫婦のフィーリングとは少し合わなかったです。ただしかなり個人差はある気がするので、デザイン注文住宅を考えられている方は一度連絡してみてはいかがでしょうか?

 

 

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